整形外科

  • 骨折
  • 骨変形に対する矯正骨切り術
  • 靭帯損傷
  • 脱臼 など

脊椎・脊髄外科

  • 椎間板ヘルニア(頚椎・胸腰椎)
  • 脊椎脊髄腫瘍
  • 脊椎変形矯正
  • 椎体不安定症(環軸椎・ウォブラー症候群・腰仙椎(馬尾症候群)) など

ペインクリニック

患肢の挙上や跛行は、関節や骨、靭帯の損傷と関連する筋肉等の痛みに起因することがほとんどであり、これらの異常を解消するためには痛み(ペイン)を軽減しコントロールすることが重要です。
骨折や靭帯損傷などの構造の異常の多くは、外科手術による再建により大きく改善します。しかし、周術期の急性痛や、変形性関節症や免疫介在性運動器疾患などの慢性的な痛み、腫瘍を伴うような痛などは、相応する薬剤の利用が有効な場合が少なくありません。ステロイドやNSAIDs(非ステロイド性抗炎症剤)、オピオイドなどを、痛みの原因や強さなどにより選択して使用します。
投与方法には、経口投与、経直腸投与(坐薬)、経皮的投与(貼り薬)、皮下(注射)投与、筋肉内(注射)投与、静脈内投与、脊髄くも膜下腔内投与、脊髄硬膜外腔投与があります。

※オピオイド薬に含まれる麻薬性鎮痛薬の使用には、麻薬及び向精神薬取締法という法律でその施用や管理について定められており、医療用麻薬を取り扱う者は事前に「麻薬施用者」、「麻薬管理者」免許を取得する必要があります。いずれも所在地を管轄する都道府県知事の免許を受けなければならず、2年毎の更新が義務付けられています。

リハビリテーション

  1. 飼い主様と共同実施の場合は、外来診察時に実施(およそ40分間)
  2. お預かりして実施する場合(レーザー照射やトレッドミルなどの内容により)は、午前中の受付・入院後に午後に実施し、原則夕方退院
  3. Hydrotherapy実施の場合(プールや水中トレッドミル)は、午前中の受付・入院後に「Poco Perro円山店」で実施し、原則夕方退院 

※獣医療の一環として、Poco Perro円山店様(本院より70m)の協力を得て実施しています。通常の身体検査を行ってからお預かりし、病状や重症度によりプログラムを調整して実施します。
施設間の送迎は原則当方で行います。治療として必要な実施回数がお求めやすいように、割引回数券をご用意しています。

画像診断科

  • X線検査(一般、造影)
  • CT検査
  • 関節鏡検査
  • 超音波検査 など

内科的治療

  • 汎骨炎
  • 関節炎
    • リュウマチ様関節炎
    • 多発性関節炎
  • くる病/骨軟化症 など