病院案内 ▶ 当院の強み 〜 Strong Point 〜

当院のStrong points

1. 健康の源である「運動器」の病気の治療に力を入れた動物病院です

運動器(筋,靭帯,骨,関節)動くことが動物の健康につながります.体を動かすことで血液循環や神経との統合が改善され,全ての臓器の健康が改善,維持されます.
動くこと(歩く,走る)は,心の改善をももたらし,生きる活力となります.

2. 精度の高い診断と治療を行います

正しく精度の高い治療を行うためには,五感を活かした基礎診断に加えて,CTや関節鏡など専門機器による精度の高い診断が必要です.
精度の高い検査データに基づいた治療のみが,運動器の健康をすばやく回復させます.
運動器治療には,整形外科手術が有効な場合が多く,そのほとんどが訓練された特殊技術を必要とします.
特殊技術を支える専門機器の配備が必須です.

3. 救急対応

運動器疾患の多くは外傷性に発症します.
椎間板ヘルニアなどの急性の脊髄疾患は,発症後24時間が治療成績を左右するゴールデンタイムといわれています.
傷害を悪化・拡大させないためにも,早急に鎮静化する必要があります.手術可能な二次救急対応が必要です. 大きな動物病院の多くが休診となる“土日,祝祭日”に当院が活動するのもこのような理由からです.機動性,専門機器・技術力を配して,根本治療開始までに擁する時間を最短にします.

4. 主な治療症例

(1) 椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアの症例に対してこれまで,問診 − 初期検査(神経学的検査,血液検査,X線検査など)− CT検査 – 手術などの一連の診断治療におよそ2時間で対応し,ほとんどの動物が歩行可能な状態にまでに短期間で回復しています. 
(2) 膝蓋骨内方脱臼
トイプードルなどのトイ種と呼ばれる小型犬に多い膝蓋骨(膝のお皿)内方脱臼は,後に変形性膝関節症や前十字靭帯断裂を引き起こす可能性の高い厄介な運動器病です. グレードは1から4度(常時脱臼)まで様々ですが,軽度である1度でも軟骨の摩耗が生じて強い痛みを発する場合も少なくありません. 屈伸運動を主体としたリハビリテーション期間の後に必要により手術を実施しています. 大腿骨滑車溝の深化や脛骨粗面転位の骨切りを実施して大腿四頭筋作用軸の修正を行ない,膝関節の早期機能回復を目指しています.  グレード4度症例の中には,太ももの前後の筋肉が著しく萎縮してしまい,膝蓋骨の整復維持に際して大腿骨の骨短縮手術が必要な場合もあります.
(3) 前十字靭帯断裂
膝関節の前十字靭帯断裂は,外傷や靭帯変性などに起因して生じ,主に体重が重く,活動性の高い中〜大型犬が外科治療の対象でした.最近では小型犬にも多く見られ,前述の膝蓋骨内法脱臼が長い間放置されていることに起因して発症しているようです.前十字靭帯断裂の治療には,主にTPLO(脛骨高平部水平化骨切術)を実施し,ほぼ3週間以内の歩行回復を実現しています.

対象:TPLO:体重3kg-90kg, Lateral suture:体重3kg>

(4) 骨折
骨折症例の多くは,整復固定治療直後の運動機能回復と疼痛消失により,普段の活発さを取り戻します.従って,骨癒合までの間,活発さに耐えて初期固定を維持できる安定した固定法が求められます.骨折の治療には,多くの手技や固定器具がありますが,専門知識・技術の習得や実施経験が治療成績に大きく関わってきます.固定の失宜はインプラントの破損や緩みを引き起こし,骨折部の不癒合(くっつかない)や変形(曲がり)の原因となります.骨折治療に関して多くの実績を持つAO法の原理に則り,ロッキング・プレートなどの優れた固定法を導入して,良好な骨癒合と早期自動運動の回復を実現しています.

対象:体重0.5kg-100kg

(5) 健康診断
運動器の健康診断を通して,若齢期の形成不全や奇形,見過ごされていた運動器の軽度異常を早期に発見し,動物の将来に向けた運動器の安全な使用に役立てています.早期発見は,手術などの大掛かりで高額な治療を解消または軽減し,リハビリ治療などの後治療を短期化させます.

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